平成30年度「経済社会開発計画」医療船の引渡式

令和4年7月11日
7月8日、田中大使夫妻が出席して平成30年度無償資金協力「経済社会開発計画」によって供与された新造医療船「LIWÃTOON-MOUR」の保健・福祉省への引渡式が行われました。 医療船には移動式X線装置、移動式歯科ユニット、歯科ユニットセット、担架、人工呼吸器、生物顕微鏡、低速遠心分離機、薬箱3台、医療冷蔵庫2台、手術用ベッドなどを備えられています。
式典には、デビッド・カブア大統領夫妻、キトラン・カブア外務・貿易大臣、閣僚、国会議員、地方政府市長、ジャック・ニーデンタル保健・福祉次官、外交団、保健省職員等が出席しました。
全長31メートルの「LIWÃTOON-MOUR」は、日本の熊本県にある篠﨑造船鉄工所で建造されました。「すべての氏族の母」という意味を持つこの医療船は、医療サービスへのアクセスを向上させることで、離島部の環礁の人々の一次医療サービスの向上、健康管理の強化、予防接種キャンペーンのさらなる加速が期待されています。引渡式に続き、7月末までに、船の運用やメンテナンス、医療機器に関する一連のトレーニングが実施される予定です。
 
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