新型コロナウィルス(8月12日付マーシャル政府発表について)
令和4年8月15日
8月12日付のマーシャル政府からの新型コロナウィルス市中感染に関する各種発表についてお知らせします。
1 公衆衛生災害事態宣言の発令(8月12日付デイビッド・カブア大統領演説及び官房長官室発表)
8月12日に開催された臨時閣議の後、デイビッド・カブア大統領は公共ラジオ及びYouTube を通じ、新型コロナウィルス感染状況と事態への対処状況の説明、医療従事者、ボランティア、開発パートナーへの謝意表明、感染拡大を防ぐべくマスク着用、手洗いの励行の呼び掛け、懸念を有する人々を勇気づけ助けるとの我々の文化を心に、信仰心と強さを持って国全体としてこの困難に立ち向かおうと呼びかけ、「COVID-19市中感染拡大による公衆衛生災害事態宣言(Proclamation on the State of Health Disaster due to the community spread of COVID-19)」を発令した、世界中からのさまざまな支援に期待する等を述べる、約7分間のマーシャル語による演説を行いました。
また、同演説を踏まえ、同12日、官房長官室は報道発表を行いました。
(1)官房長官室報道発表
ア 本12日の臨時閣議にて、デイビッド・カブア大統領はCOVID-19に関し、公衆衛生災害事態宣言を発令した。同宣言はマーシャルが現在直面しているマジュロ環礁及びクワジェリン環礁におけるCOVID-19の市中感染の拡大状況に関する国家災害委員会(NDC)及び保健・福祉省によるブリーフィングを受けて発令された。
イ 保健・福祉省とNDCは、COVID-19の陽性者数が増加し続ける現在の状況に対応するためのあらゆる措置を絶え間なく行っており、マジュロ環礁及びイバイ島には検査と処置を施すための検査サイトが設置されている。昨11日、ウォッジェ環礁にて2名の新規陽性者の発生が確認された。空路及び海路による貨物の、(マジュロ環礁から)クワジェリン環礁を除く離島部への輸送は行われているが、乗客の輸送については双方向で制限されている。
ウ 同宣言には、マーシャル諸島の人々の生命を守り、生活上必要不可欠な物資やサービスを地方部の環礁及び島々に安全に届けるための各省庁及び関連政府機関に対する緊急命令が含まれている。同宣言と緊急命令は31日間効力を有する。
エ 公的発表と(事態を)緩和するための措置が行われており、関係当局は今後もCOVID-19に関する状況を引き続き注視していく。
オ 市民に対しては、マーシャルの国境は未だに閉鎖されているものの、COVID-19の市中感染の発生に伴い、10日間の厳しい検疫期間は不要であることを理解するよう求める。
(ア)社会的に責任ある行動をとる。
(イ)手指の衛生管理及び身体的接触の制限を励行することにより各家庭における脆弱な家を守る。
(ウ)衛生上の注意及び政府の指示に留意する。
(エ)公衆衛生対策を順守する。
(オ)今後3か月間、マスクの着用義務に従う。
●本発表の本文は、以下URL(当館ホームページ)からご確認ください。
URL:https://www.mh.emb-japan.go.jp/files/100381910.pdf
(2)公衆衛生災害事態宣言概要
ア すべての省庁及び部局、政府機関、民間部門及び関係者は、ここに、感染症対応計画を参照し、技術的助言を行う保健・福祉省及びNDCを通じて、国家としての準備と対応策を計画し調整するために、一体となって取り組むことが指示される。
イ 渡航制限及び要件
(ア)マーシャル入国を認められる全ての航空機及び船舶は、NDCの承認した空港運用規定及び海事運用規定を遵守しなければならない。
(イ)セーフ・トラベル・プログラム(STP)における全ての要件はNDCからの更なる通知があるまでの間、引き続き有効である。
●本宣言の本文は、以下URL(当館ホームページ)からご確認ください。
URL:https://www.mh.emb-japan.go.jp/files/100381912.pdf
2 新型コロナウィルス市中感染に迅速に対応するための措置(新型コロナウィルス公衆衛生警報第3報:8月12日付国家災害委員会(NDC)発表
※8月9日付NDC発表の更新版です。
※本件に関する更なる情報は、ラジオ、携帯電話テキストメッセージ、報道発表及び記者会見を通じて、少なくとも24時間ごとに提供される予定ですので、最新情報を入手され、対応されるようお願いします。
(1)社会的に比較的軽微な影響を及ぼす事項
ア 学校は今後2か月間、閉鎖される。
イ 病院及び公衆保健サービスは、今後2ヵ月間、業務の見直し(調整)を行う。
ウ 新型コロナ・コミュニティワン・ストップ・ショップ(保健関連サービスを提供する代替施設)を設置する。
(2)市民に対するアドバイス
ア 現時点においては、市民は冷静に対応するとともに、NDCからの最新情報の入手に努めることが求められる。
イ 手指の衛生管理及び身体的接触の制限を励行すること等、社会的に責任ある行動をとり、各家庭における脆弱な家族を守る。
ウ 衛生上の注意及び政府による指示に留意する。
エ 公衆衛生対策を遵守する。
オ 屋内外にかかわらず公共の場ではマスクを着用する。
カ 手指の衛生管理をきちんと行う。
キ 人混みを避け、(他の人から)6フィート(約1.8メートル)離れる。
ク ワクチン接種、追加接種を受ける。
ケ 治療薬を利用する(特に医療専門家のアドバイスがある場合)。
コ 今後2か月間、マスク着用の義務に従う。
サ 追って通知があるまでの間、マジュロ環礁及びクワジェリン環礁から他の離島部への海路及び空路での渡航は制限される。なお、マジュロ環礁とクワジェリン環礁間の渡航は同制限の対象外となる。
シ 離島部からマジュロ環礁及びクワジェリン環礁への渡航は認められる。
ス マジュロ環礁又はクワジェリン環礁と離島部との間における貨物の配送は認められる。
セ 海上船舶による貨物の配送は、申請に基づくNDCの許可を得て行われる。
ソ 業務や営業は通常どおり引き続き行われる。
タ NDCは、市民に対して、手指の衛生管理、咳及びくしゃみの際のエチケット(他の人との)身体的な距離を保ち、定期的に(テーブル等)表面を清潔に保つ様引き続き推奨する。
●本発表の本文は、以下URL(当館ホームページ)からご確認ください。
URL:https://www.mh.emb-japan.go.jp/files/100381908.pdf
1 公衆衛生災害事態宣言の発令(8月12日付デイビッド・カブア大統領演説及び官房長官室発表)
8月12日に開催された臨時閣議の後、デイビッド・カブア大統領は公共ラジオ及びYouTube を通じ、新型コロナウィルス感染状況と事態への対処状況の説明、医療従事者、ボランティア、開発パートナーへの謝意表明、感染拡大を防ぐべくマスク着用、手洗いの励行の呼び掛け、懸念を有する人々を勇気づけ助けるとの我々の文化を心に、信仰心と強さを持って国全体としてこの困難に立ち向かおうと呼びかけ、「COVID-19市中感染拡大による公衆衛生災害事態宣言(Proclamation on the State of Health Disaster due to the community spread of COVID-19)」を発令した、世界中からのさまざまな支援に期待する等を述べる、約7分間のマーシャル語による演説を行いました。
また、同演説を踏まえ、同12日、官房長官室は報道発表を行いました。
(1)官房長官室報道発表
ア 本12日の臨時閣議にて、デイビッド・カブア大統領はCOVID-19に関し、公衆衛生災害事態宣言を発令した。同宣言はマーシャルが現在直面しているマジュロ環礁及びクワジェリン環礁におけるCOVID-19の市中感染の拡大状況に関する国家災害委員会(NDC)及び保健・福祉省によるブリーフィングを受けて発令された。
イ 保健・福祉省とNDCは、COVID-19の陽性者数が増加し続ける現在の状況に対応するためのあらゆる措置を絶え間なく行っており、マジュロ環礁及びイバイ島には検査と処置を施すための検査サイトが設置されている。昨11日、ウォッジェ環礁にて2名の新規陽性者の発生が確認された。空路及び海路による貨物の、(マジュロ環礁から)クワジェリン環礁を除く離島部への輸送は行われているが、乗客の輸送については双方向で制限されている。
ウ 同宣言には、マーシャル諸島の人々の生命を守り、生活上必要不可欠な物資やサービスを地方部の環礁及び島々に安全に届けるための各省庁及び関連政府機関に対する緊急命令が含まれている。同宣言と緊急命令は31日間効力を有する。
エ 公的発表と(事態を)緩和するための措置が行われており、関係当局は今後もCOVID-19に関する状況を引き続き注視していく。
オ 市民に対しては、マーシャルの国境は未だに閉鎖されているものの、COVID-19の市中感染の発生に伴い、10日間の厳しい検疫期間は不要であることを理解するよう求める。
(ア)社会的に責任ある行動をとる。
(イ)手指の衛生管理及び身体的接触の制限を励行することにより各家庭における脆弱な家を守る。
(ウ)衛生上の注意及び政府の指示に留意する。
(エ)公衆衛生対策を順守する。
(オ)今後3か月間、マスクの着用義務に従う。
●本発表の本文は、以下URL(当館ホームページ)からご確認ください。
URL:https://www.mh.emb-japan.go.jp/files/100381910.pdf
(2)公衆衛生災害事態宣言概要
ア すべての省庁及び部局、政府機関、民間部門及び関係者は、ここに、感染症対応計画を参照し、技術的助言を行う保健・福祉省及びNDCを通じて、国家としての準備と対応策を計画し調整するために、一体となって取り組むことが指示される。
イ 渡航制限及び要件
(ア)マーシャル入国を認められる全ての航空機及び船舶は、NDCの承認した空港運用規定及び海事運用規定を遵守しなければならない。
(イ)セーフ・トラベル・プログラム(STP)における全ての要件はNDCからの更なる通知があるまでの間、引き続き有効である。
●本宣言の本文は、以下URL(当館ホームページ)からご確認ください。
URL:https://www.mh.emb-japan.go.jp/files/100381912.pdf
2 新型コロナウィルス市中感染に迅速に対応するための措置(新型コロナウィルス公衆衛生警報第3報:8月12日付国家災害委員会(NDC)発表
※8月9日付NDC発表の更新版です。
※本件に関する更なる情報は、ラジオ、携帯電話テキストメッセージ、報道発表及び記者会見を通じて、少なくとも24時間ごとに提供される予定ですので、最新情報を入手され、対応されるようお願いします。
(1)社会的に比較的軽微な影響を及ぼす事項
ア 学校は今後2か月間、閉鎖される。
イ 病院及び公衆保健サービスは、今後2ヵ月間、業務の見直し(調整)を行う。
ウ 新型コロナ・コミュニティワン・ストップ・ショップ(保健関連サービスを提供する代替施設)を設置する。
(2)市民に対するアドバイス
ア 現時点においては、市民は冷静に対応するとともに、NDCからの最新情報の入手に努めることが求められる。
イ 手指の衛生管理及び身体的接触の制限を励行すること等、社会的に責任ある行動をとり、各家庭における脆弱な家族を守る。
ウ 衛生上の注意及び政府による指示に留意する。
エ 公衆衛生対策を遵守する。
オ 屋内外にかかわらず公共の場ではマスクを着用する。
カ 手指の衛生管理をきちんと行う。
キ 人混みを避け、(他の人から)6フィート(約1.8メートル)離れる。
ク ワクチン接種、追加接種を受ける。
ケ 治療薬を利用する(特に医療専門家のアドバイスがある場合)。
コ 今後2か月間、マスク着用の義務に従う。
サ 追って通知があるまでの間、マジュロ環礁及びクワジェリン環礁から他の離島部への海路及び空路での渡航は制限される。なお、マジュロ環礁とクワジェリン環礁間の渡航は同制限の対象外となる。
シ 離島部からマジュロ環礁及びクワジェリン環礁への渡航は認められる。
ス マジュロ環礁又はクワジェリン環礁と離島部との間における貨物の配送は認められる。
セ 海上船舶による貨物の配送は、申請に基づくNDCの許可を得て行われる。
ソ 業務や営業は通常どおり引き続き行われる。
タ NDCは、市民に対して、手指の衛生管理、咳及びくしゃみの際のエチケット(他の人との)身体的な距離を保ち、定期的に(テーブル等)表面を清潔に保つ様引き続き推奨する。
●本発表の本文は、以下URL(当館ホームページ)からご確認ください。
URL:https://www.mh.emb-japan.go.jp/files/100381908.pdf